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問題行動とは

犬猫の問題行動は、大きく分けると身体的な性ホルモン、病気やケガが要因のものと後天的な学習、生活環境が要因のものと2通りあります。

後者の場合は社会性が身に付いていないことや、基本的なトレーニング(しつけ)が欠けている、飼い主がペットの習性、特性、性格などを充分理解できていない(飼い主がペットの信号を見落とす)、飼い主さんの不適切な日常の接し方 (運動不足、飼育環境)などから起こる場合です。
 

 

犬猫の行動コンサルテーションとは何をするの?
 

行動コンサルテーションでは、問題行動の原因を分析し、「飼い主に問題行動を解決する方法」をアドバイスします。

行動カウンセラーは「生態学」や「動物行動学」と「臨床動物行動学」の基本的知識をもっています。
これらの知識を独学で身に付けて開業している人たちもいますが、多くは大学などの教育機関で、専門的な教育を受けてきた人たちです。

彼らは、「コンパニオンアニマル ビヘイビア コンサルタント・カウンセラー」、あるいは「ビヘイビアリスト」と呼ばれています。

問題行動の原因は多様です。
そのため、カウンセリングをする上では、獣医師とのコミュニケーションは欠かせません。
まず、身体上の問題が原因していないかを獣医に行って調べてもらいます。
体に何の異常も認められなかった場合や期待していたほど治療の効果が表れなかった場合は、精神的なものが影響しているのではないかと疑います。

実際のコンサルテーションでは、飼い主やその家族が、犬猫にどのように接しているのか細かく情報を収集するところから始まります。
ペットの生活環境がその行動に大きく影響するため、犬猫の一日のスケジュールや性格、食べ物、家族構成などの細かい情報が必要となります。

次に、問題行動がどのようにして起こったのか追求していきます。

そして、これらの情報を基に症状を分析し、問題行動を矯正するためのアドバイスとプログラムを、飼い主に提供していきます。

問題行動はすぐに解決する場合もありますが、程度によっては何ヶ月もかかる場合もあります。
大切なのは「飼い主がどれだけ努力できるか」によります。
 

問題行動のコンサルテーションとは

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